信仰の競走 (マタイ16章13~20節参照)

福音朗読は、下記の女子パウロ会 “Laudate”のページでご覧ください。

http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/cycleA/a_ord21sun.php#gospel

 

信仰の競走は、どれだけ時間をかけてもよく、だれでも必ずチャンピオンになれます。なぜならそれは人と競争することではなく、「心を尽くして最期まで」という自分自身の一生のあいだ続く競技だからです。信仰の競走にはいろいろな参加方法があります。マラソンのようにゆっくり、一定のペースを守って走ってもいいし、陸上100メートル競走のように全力で疾走(しっそう)してもいいです。

信仰の競走ではチャンピオンになりたい人は、ほかの選手を追いこして先にゴールに着くことではなく、イエスから離れないで従うことです。それぞが受けた洗礼は、どんなに感動的で大事なことであっても、信仰の人生においてスタートにすぎません。信仰のレースは、スタートから最期まで続きます。疲れて歩きたい時も、時にはあきらめたい時もあるでしょう。でも大事なことは、ゆっくり進みながらもレースを捨てないで、続けることです。人生の競技場に出て、一生かけて、ずっとイエスに従って行きましょう。

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