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対話の精神を活かす(フィリピ教会への手紙4章6~9節参照)

書簡朗読は、下記の女子パウロ会“Laudate”のページでご覧ください

http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/cycleA/a_ord27sun.php#second

 

   1962年10月から1965年12月(昭和37~40年)まで行われたバチカン公会議は、カトリック世界の大きな節目であり、転換点となりました。振り返ってみますと、それまでの教会は、世界についても社会についても非難する傾向が強いと考えられてきました。

しかしその会議後、教会の態度は大きく見直され、現在は社会と協力して奉仕し、世界の発展と人々の幸せのために共に働こうとしています。それは、教会と社会との連帯を意味しています。公文書の中では、世界の文化や社会、諸宗教、そしてプロテスタントとの対話という精神が主張され、それぞれの国の習慣との調和も試みるようになりました。

     日本の例を一つ挙げてみましょう。「カトリック教会の諸宗教対話の手引き、実践のQ&A」は、78の設問に対する答えと、イスラム教についての補遺部分で構成されています。特に日本人にとって、非常に身近で難しい問題であるお墓、命日、七五三、葬儀等の諸問題について、カトリックの具体的な態度や心構えなどを分りやすく説いています。自分の信仰を保ちながら、相手の信仰を尊重する精神を具体的に分かりやすく述べていますから開かれた態度、寛容な心を育ち、それを周りに示します。

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