母の顔と主の変容 (マルコ9章2~10節)

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みなさん、イエス様のように容姿が変わる人を見たことがありますか。私はあります。私は、以前から毎月1回日曜日に、スカイプを使ってイタリアの故郷にいる母と話をします。お互いの顔を見ながら、時間を忘れて話し込んでしまいます。その時の母は、喜びの表情を浮かべています。どうして母の顔がまばゆいほど輝いているのでしょうか。母の顔を輝かせるものは何なのでしょうか。それは「愛」です。愛する息子レナトを見ながら話しているので、嬉しさのあまり、自然と明るく生き生きと輝いた目になるのです。

「目は心の窓」ということわざがありますが、私たちの目はどうでしょうか。喜びを映し出しているでしょうか。私たちはどうやって容姿を変えるのでしょうか。イエス様が愛してくださるように私たちも人を愛する時、私たちの姿が変わるのです。3月に入って、木の枝にはつぼみがたくさんついています。今は梅が満開です。そして桃と桜の季節がやってきます。私たちの中に蒔かれた「イエス様の愛」という種は、私たちも人を愛する時につぼみとなり、美しく咲いていくのです。

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