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霊の結ぶ実(ガラテヤ教会への手紙5章16~25節)

書簡朗読は Laudate | 教会カレンダー

   神の霊は、わたしたちを通してどのようにご自身を表されるのでしょうか。証しをするとは、神を擁護するために人前で声を大にして話すことのように考えがちです。このように考えると、わたしたちは人目を気にして神経質になってしまいます。どこでどやったら神を話題に出るか、どうすれば家族や友人、近所の人たちや同僚に、普段の生活の中におられる神の存在を確信してもらえるのだろう、というようなことに頭を悩ませます。

   しかし、こうした明白な伝道活動へ努というものは、しばしば心の不安を源泉として生じて来るため、容易に分裂を引き起こしてしまします。神の霊がご自身を表され、やさしく、人々を確信させてくださるのは、その実を通して語られる時です。すなわち、「愛、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制」(ガラテヤ5章22から23節)です。これらの実は、そこに表れるだけで人々に届くことばを語ります。ですからいつでも「どうやったら人々に聖霊を信じさせられるか」と問うよりも、「どうすればわたしは聖霊の内に成長出来るだろうか」ということを問うほうがよいでしょう。

       「今日のパン明日の糧」ナウエン、聖公会出版2003年、ページ217)

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