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人間の顔と顔つき

    みなさん、鏡を見てみましょう。何が見えますか?しみやしわがある肌でしょうか。それとも、たるんですっかり老け込んだ顔でしょうか。時間の経過と共に顔や体型が崩れていくのは自然なことです。両親をはじめ、故郷の友人や知り合いの顔を見ると、人間は年齢を重ねるにつれて、山あり谷ありの人生の経験が顔に記されていると実感できます。

   しかし、久しぶりに友人と再会した時、白髪が生え、太っていても、その「顔つき」は変わっていないと感じたことがあります。では、なぜそのように感じるのでしょうか?マザー・テレサを思い起こしてみましょう。マザーの顔には、くっきりと深いしわが刻まれていますが、その表情は生き生きと輝いています。その表情の源は自分の中で温めてきた愛なのです。

    皆さんの周りにも、同じような感じを受ける人はいないでしょうか。子どもだった私を可愛がってくれた人は、年を取っても昔のままの優しく明るい表情を保っています。

   外見が衰えても、内面は成熟し、表情から愛が溢れ出ているのです。人間に苦労させられ続けている神の顔は、どれほどしわだらけでしょうか。たとえそうであっても、神の顔だからこそ常に輝いているのではないでしょうか。

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