いのちの書に記すこと (ダニエル書12章1~3節)

朗読は Laudate | 教会カレンダー

   みなさんは日記をつけたことがありますか。日記は、日常生活の中での感動的な体験や大切な出会いなどを書き記すことです。それによって、人生における大切な思い出を保存し、振り返った上で新たな計画を立てることもできます。

    「いのちの書」は、一人ひとりの人生において、行ったことが記録されている日記のようなものです。そこには過ちや至らなかったことばかりではなく、実践した善き行いも記されています。終わりの日に、自分の罪に対する処罰への恐れに縛られることなく、行った善において承認をいただくのです。

    わたしたち毎日の生活を送りながら、「いのちの書」に様々な形で善行を書き記しています。詩のような美しい記録もあれば、スケッチのような簡単な記録もあるでしょう。調和のとれたオーケストラのような記録や、非の打ち所がない絶品料理のような記録もあることでしょう。

    みなさん、今週は「いのちの書」にどんな記録を書いたのでしょうか。

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