あるクリスマスの物語 (ルカ2章1~14節)

福音朗読は Laudate | 教会カレンダー

   イエスが生まれた夜、天使たちは羊飼いたちによい知らせを伝えました。その羊飼いたちの中に、とても貧しい一人の羊飼いがいました。ほかの羊飼いたちが、贈り物を持ってイエスのところへ一緒に行こうと誘うと、「ぼくは何も出来ない上、贈り物もありません。手ぶらで行くのは恥ずかしいので、行かないでおこうと思います。」と彼は迷っていました。けれども、みんなが一緒に行くように言い続けたので、彼も行くことにしました。 

   マリアとヨセフ、そして幼子イエスがおられるところに着くと、マリアはイエスを抱きかかえながら、様々な贈り物を持ってきた羊飼いたちの気前のよさに微笑みながら喜んでいました。すると、マリアは何も持っていない羊飼いに気づきました。手招きをしてそばに来るように合図をされると、彼は困惑しながら恥ずかしそうにマリアに近づきました。その時、マリアは羊飼いたちのプレゼントを受け取るために、彼の腕にそっと優しく幼子イエスを託しました。なぜなら、彼は手に何も持っていなかったからです。

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