初詣と世界平和

   お正月に、健康増進・家内安全・商売繁盛・満願成就などと、深夜から神社やお寺に初詣へ出かける人は多いのではないでしょうか。

   カトリック教会では、深夜ミサに始まり、元日中は世界平和のためにミサがささげられます。世界平和とは、世界とすべての人のために祈ることです。それは、災難や災害、そして戦争や紛争、また世界から犯罪がなくなった平和な世界が訪れますようにという願いなのです。この願いを少しでも実現するために、私たちに何ができるでしょうか。まず、自分から平和になるということです。表面的にはいくら平穏であったとしても、互いがギスギスとした関係であれば、それは本当の平和とは言えません。心の中での戦いが続いていることになります。

   主の祈りの後、司祭は「いつくしみ深い父よ、すべての悪からわたしたちを救い、現代に平和をお与えください。」と続けます。元日のみの願いではなく、年中休むことなく続く祈願で、私たちはミサ典礼の中でいつも世界平和のために祈っていまするのです。

   お寺や神社、教会と場所を問うことなく、一緒に心を合わせて、世界のために祈りましょう。

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