「見ないのに信じる人は、幸いである」

福音朗読 Laudate | 教会カレンダー (ヨハネ20章19~31節)

   弟子たちは復活したイエスに出会い、その体験から信仰が生まれました。その出会いに基づいて、時空を超えて良い知らせとなった福音は、数えきれない人々に伝えられました。更に、イエスによる「見ないのに信じる人は、幸いである」という表現は、弟子の時代以降のキリスト者に贈られた言葉なのです。

    ヨハネ福音書において、「見る」という動詞には、「信仰によってイエスと出会う」という非常に深い意味があります。そしてその「イエスを見る」という体験をするのに決まった形はありません。イエスと出会ったフィリポ、サマリアの女、マグダラのマリア、ペトロ、ヨハネ、ニコデモ、トマスたちがその証拠です。  

   出会いとは、限られた条件下で行われるものではありません。私たちは、聖書を読むこと・秘跡を受けること・隣人に仕えること・祈ることによってイエスと出会い、イエスに触れるという体験ができるのです。なんと幸いなことでしょうか。

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