教会の誕生

朗読は Laudate | 教会カレンダー (使徒言行録2章1~11節)

   キリスト教において、聖霊降臨の日は教会の誕生であると言われています。なぜなら、その出来事によって宣教活動が始まり、神のわざが諸民族の言葉で耳にすることができるようになったからです(11節参照)。

    キリスト教は普遍的な宗教です。普遍は、「広く行き渡ること。すべてのものに共通しているもの」という意味です。つまり、キリスト教は欧米の宗教ではなく、あらゆる時代と民族の違いを超えて、人間にとって普遍的なものなのです。事実、世界の信者数は現在20億人を超えています。 

   キリスト教は、およそ2000年の歴史を持つ宗教です。初めは小さな集団でしたが、宣教活動によって西アジアから地中海を渡ってヨーロッパに、そして世界に広まって行きました。その過程で様々な事情により対立が生じ、そこからいくつもの教派に分かれていきました。いずれの教派もイエス様を救い主と信じて、聖書を信仰の第一のよりどころとしていますが、表現の仕方や主張の違いが存在しています。現在、互いの違いをよく理解した上で対話が少しずつ進められ、一致を目指した協力が続けられているのです。

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