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イエス様の憐れみ

福音朗読は  Laudate | 教会カレンダー   (ルカ7章11~17節)

   福音書に登場する未亡人の女性は、最愛の息子も失いました。泣いている母親に付き従って、群衆は静かに墓まで歩んでいきます。なぜイエス様は亡くなった一人息子をよみがえらせたのでしょうか。それは、泣いている母親のためです。イエス様は母親を見て憐れに思い、棺に触れて彼女の息子をよみがえらせたのです。

   「あわれみとは神の本質そのものである。神はあわれみ深いのではない。神はあわれみなのである。つまり自分の子たちに愛を注がないではいられない。心の底からの愛に促された揺らぐことのない忠実、見捨てることができず、手を差し伸べないではいられない忠実を表す。(中略)同情は、ヘブライ語で「ヘセド」あるいは「ラハミン」であり、はらわたや母胎、子宮と関係があることばで、胎や子宮を指す。つまり神の母親としての愛、狂おしいまでに愛し、どんな条件も置かない愛、それほどまでに愛さないではいられない愛。」、
S.ファウスティ『思い起こし、物語れ-マルコ福音書のメッセージ』女子パウロ会。

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