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コミュニケーション = 心の共有 

福音朗読は Laudate | 教会カレンダー ルカ1章39~56節)

   マリアとエリサベトのエピソードを現在に再現するなら、マリアはエリサベトに、「子どもが生まれたそうね。おめでとう。」とメッセージを送信し、エリサベトは「お祝いの言葉、どうもありがとう。」と返事を送り返すことでしょう。ほんの数分で、すべてが終わってしまいます。情報は確かに伝達されましたが、伝わらなかった「何か」もあるのではないでしょうか。

    赤ちゃんはことばを話せませんが、母親とコミュニケーションをとっています。福音書には、『マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子がおどった。(中略)「あなたの挨拶のお声をわたしが耳にしたとき、胎内の子は喜んでおどりました。」』と書かれています。このことから、胎内の赤ちゃんは、母親の気持ちに共感していることがわかります。

    コミュニケーションの本来の意味は、情報を伝達するのではなく、「つながり」や「関係を持つ」という意味があります。その目的は、人間関係、つまり人間同士をつなぐことです。コミュニケーションにおけるメッセージは、話し手の気持ちや心を表します。そして、メッセージを通して、相手に自分をさらけ出し、互いに気持ちと心を共有するのです。

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