沈黙の実り

福音朗読は   Laudate | 教会カレンダー (ルカ18章1~8節)

 「気を落とさずに絶えず祈らなければならない」ということは、一日中絶え間なく祈らなければならないということなのでしょうか。それとも、神を説得できるまで祈り続けることなのでしょうか。実を言うと、時間や説得力の問題ではないのです。 

  カルカタの聖テレサマザーテレサ)は、「祈りは沈黙から始まります」と表現しています。そして「沈黙の実りは祈り、祈りの実りは信仰、信仰の実りは愛、愛の実りは奉仕、奉仕の実りは平和」と続けます。マザーの生活にとって、沈黙はなく てはならないものだったそうです。彼女の一日の生活は、沈黙の祈りから始まっていました。朝5時前には聖堂に行き、それから朝の祈りとミサへと進めていったのです。  

  沈黙からすべてが始まります。沈黙なしに祈りはなく、祈りなしには信仰や愛、そして奉仕、さらには平和もないというのです。みなさん、しばらく沈黙の時を過ごしてみませんか。すると、胸につかえていることについて様々な気づきが沸いてくるかもしれません。祈りは沈黙の実りなのです。

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