命の神

福音箇所は Laudate | 教会カレンダー ( ルカ20章27~38節)

   私たちが人生を終える際、死後の不安がないようにするためだけに信仰を持つのではありません。信仰心がある人には、常にそばにいてくださり、私たちを受け入れてくださる神がいるという確信があります。信仰は生きている間の支えとなり、人生の方向性を示し、人生の荒波の中で羅針盤の役目を果たしてくれるのです。神は、私たちの悩みや願いを聞いたり、相談を受けつけたりしているのではありません。神は、人生に同行し、付き添ってくださる存在なのです。

   本日の福音箇所には、「神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。すべての人は、神によって生きているからである。」と書かれています。私たちの日常とは、例えば、食べることや寝ることなどという身体的なものから、喜びと悲しみ、不安と安心、そして成功と失敗などの精神的なものの両方から成り立っています。それらは、人生の意味や方向性を決定する上で不可欠なものであり、神に支えられながら暮らしているのです。

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