踏み留まる

 福音朗読は   Laudate | 教会カレンダー  (ルカ21・14-19)

 「社会的、政治的な不安と測り知れないほどの苦しみが溢れる世界の中で、信仰を生きようとしている人は、いわゆる役立たずとあざけられがちです。多くの人が『愛の神がいるなら、その神にこの混乱を何とかしてもらったらどうだ』と言うでしょう。単純に宗教は時代遅れだと言う人もいれば、新しいよりよい世界を創っていく上で宗教は邪魔物だと言う人もいます。

  イエスはご自分に従う人々に、彼らもまた自分と同じように、迫害され、逮捕され、拷問を受け、殺されるだろうとたびたび言われました。イエスは私たちに『心配せず、いかなる時もわたしを信じるように』とも言っておられます。『前もって、弁明の準備をするまいと、心に決めなさい。どんな反対者でも、対抗者も、反論も出来ないような言葉と知恵を、わたしがあなたがたに授けるからである』(ルカ21・14-15)。

  私たちの前に立ちはだかる疑いや冷笑を恐れないようにしましょう。そして、神が私たちに踏み留まる力を与えてくださるということを信じようではありませんか」。

H.ナウエン、「今日のパン、明日の糧」、聖公会出版2003年、310㌻。

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