人生の舵取りのイエス様  (マルコ4章35~41節)

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   みなさんは突然、思いがけない出来事に巻き込まれてしまった経験がありませんか。例えば、健康や仕事の問題、人間関係などで、激しい突風が吹き荒れたことがあるはずです。その時は「どうすればいいのか」と慌てて助けを求めたくなるでしょう。

    今日の福音朗読の箇所では、イエス様はまくらをして眠っていらっしゃいます(38節)。しかし、眠っていらっしゃるのは本当にイエス様でしょうか。それとも、私たちのイエス様への信仰が眠っているのではないでしょうか。わたしたちは、信仰を人生のアクセサリーのようなものと捉え、必要な時のみ取り出して使っているのではないでしょうか。

    キリスト者にとって、人生の主はイエス様です。人生という船において、イエス様は船長であられるのです。人生の嵐がやんだあと、思い返してみると、以前の自分より「何か」を得たと実感することがあるかもしれません。それは、不慮の出来事を乗り越えることで、精神的に成長した証であると同時に、イエス様と共に歩んできた人生の軌跡でもあります。イエス様に人生の舵取りをお任せしてはどうでしょうか。

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