2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「知ってるつもりキリスト教」㉗ 教会一致推進運動(エキユメニズム運動)

2000年に及ぶキリスト教の歴史の中で、不幸な出来事がいくつか生じており、その一つにキリスト教内部の分裂や対立があります。キリスト教徒はキリストを主と宣言し、キリストに対する信仰を保ち、同じ聖書を信仰のよりどころとしているはずなのに、現状は非…

「知ってるつもりキリスト教」㉖ 神父と牧師の違い  

日本では、「神父」と「牧師」をよく混同して用いています。一般の人にとって、神父や牧師に接する機会はそれほど多くないでしょうが、キリスト教系の学校に通ったことのある人は、そこで働く神父や牧師に接したことがあるでしょう。 「神父」は、主にカトリ…

「知ってるつもりキリスト教」㉕ 日常用語になったキリスト教のことば(4)

「目からうろこ」 多くの人は「目からうろこが落ちる」という表現を使ったことがあるのではないでしょうか。この「目からうろこ」は、新約聖書の「使徒言行録」第9章に登場する表現です。キリスト教の表現が、日常生活に浸透していることを実感していただけ…

「知ってるつもりキリスト教」㉔ 日常用語になったキリスト教の言葉(3)

洗礼 キリスト教信者になるための入信の儀式です。全身または頭に水を受け、三位一体(父と子と聖霊)によって罪がゆるされ、キリストの死と復活にあずかり、新しい命に生まれ変わることを表します。ここから、生き方や考え方に大きな変化をもたらす出来事に…

「知ってるつもりキリスト教」㉓  日常用語になったキリスト教の言葉(2)

週間制 なぜ一週間は7日で構成されているのでしょか?7日制の起源は、旧約聖書の創世記1章と2章に描かれている天地創造物語に基づいています。それによると、神は6日間働いて、自然や生物、そして人間を創造されました。その後、7日目に仕事を離れて安息…