2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

母の顔と主の変容 (マルコ9章2~10節)

福音箇所 => Laudate | 教会カレンダー みなさん、イエス様のように容姿が変わる人を見たことがありますか。私はあります。私は、以前から毎月1回日曜日に、スカイプを使ってイタリアの故郷にいる母と話をします。お互いの顔を見ながら、時間を忘れて話し…

一人でいることの天使 (マルコ1章12-15節参照)

福音朗読は、Laudate | 教会カレンダー 多くの人は、孤独に不安を覚えています。一人でいるときは空虚さを感じます。人は、生きている実感を得るために、いつも誰かと一緒にいようとします。しかし、一人でいることは祝福でもありうるのです。一人でいること…

四旬節に当たってこの精神も忘れないように

四旬節の精神の一つは断食(小斎や大斎)で、それは食事を控えること。 また四旬節の精神には、何か悪いことをしないように、普段よりもっとするようにともあります。つまり、肯定的に善い行い、愛のわざをたくさんするようにという。 このビデオを見て四旬…

「今や、恵みの時、今こそ、救いの日」

( IIコリント6章2節参照) 新約聖書では「時」を表す二つの言葉があります。一つは「過ぎゆく時間とその年月」、もう一つは「機会」という言葉です。後者を信仰の目で見ると、時間には「恵みの訪れの時」という意味が生まれてきます。ですから、過ぎ行く時間…

キリスト教は常識でも非常識でもない

キリスト教を理解することにおいて、相反する視点があります。まず、キリスト教の精神は優れた常識であるというとらえ方。互いに愛し合うことによって、スムーズに暮らせるようになるからです。しかし、困っている人に手を差し伸べるだけなら、キリスト教は…