2015-01-01から1年間の記事一覧
福音箇所は Laudate | 教会カレンダー 王の声は、「命令」を意味します。脅迫を感じさせる恐ろしい声です。また、生死を決定する声でもあります。ピラトの「わたしに答えないのか。お前を釈放する権限も、十字架につける権限も、このわたしにあることを知ら…
朗読は Laudate | 教会カレンダー みなさんは日記をつけたことがありますか。日記は、日常生活の中での感動的な体験や大切な出会いなどを書き記すことです。それによって、人生における大切な思い出を保存し、振り返った上で新たな計画を立てることもできま…
私たちは皆、ある意味で障がいを持っていると思います。目に見える障がいを持っている人々は、それを隠さずに助けを求めます。しかし、表面的な障がいがなく、自分は健常者だと思い込んでいる人々は、「助けて」と叫びたいのに「大丈夫」や「頑張ります」な…
福音朗読は Laudate | 教会カレンダー 自分はそのメンバーであるとはっきり意識している人々の集まりであるというふうに、教会を限定してしまうことがよくあります。けれども、キリストに連れなっているすべての人々の教会、生きているキリストを見せてくれ…
福音朗読は Laudate | 教会カレンダー 「勇気や勇敢さは兵士だけに求められるものではなく、どのような人にも必要なものです。メディアは、人がどうあるべきか、どのように考えなければならないのか、どんな服を着るか、どのように行動するかという基準を与…
福音朗読は => Laudate | 教会カレンダー 杯は人間の人生にたとえられ、誕生からこの世を去るまでの間に経験した出来事で満ちています。私たちは、生きているうちに人生の杯を手に取り、それを持ち上げて中身を飲み干します。以下の三つの行為は、人生に乾…
今年の秋のファッションは何でしょうか。去年とは違い、また翌年とも違うものでしょう。毎年、季節ごとに靴・洋服・アクセサリーなどが発表され、男性・女性・子どもそれぞれを対象としたものなのです。 洗礼式の中で、受洗者は「キリストを着る者になりなさ…
朗読箇所は Laudate | 教会カレンダー 創世記2章20節には、「人はあらゆる家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名を付けたが、自分に合う助ける者は見つけることができなかった。」という箇所があります。 みなさんは、「これは私のものです」と主張するために、…
秋は、実り多い収穫の季節です。人生の秋もそうです。先日、偶然雑誌でマザー・テレサの写真を見つけ、じっくり眺めました。カトリックのシスターでありながら、ヒンドゥー教の国・インドで、路上でみじめな死に直面している人々を、心をこめて世話をした彼…
福音朗読先 ー> Laudate | 教会カレンダー 携帯電話とインターネットの普及により、機械的な絆は効率的になり、強くなりました。その一方で、人間的な絆はむしろ弱くなってきたという現実があります。また、結婚したくない若者や結婚しても子どもを産みたく…
福音朗読 =>Laudate | 教会カレンダー 信仰の運動会は、一位・二位などと順位を決めるものではありません。どれだけ時間をかけてもかまいません。誰でも必ず勝者になれます。しかし、勘違いしてはいけません。人と競争することではなく、「心を尽くして最…
マザーテレサの帰天18周年 (9月5日1997年) ビデオ ー> 【マザー・テレサ】わたしをお使いください【祈りの歌】 - YouTube
聖書朗読は Laudate | 教会カレンダー 本日の聖書朗読箇所で、律法において注目すべき点が二つあります。一つ目は、律法に従う目的です。律法に従うことで、命を得ることができると教えています(1-2節)。二つ目は、律法に従うことで、周囲から高く評価さ…
福音朗読は Laudate | 教会カレンダー 私たちは、自分の願いを全て叶えてくれるイエス様が最も好きかもしれません。しかし、今日の福音箇所での「ひどい話をするイエス様」はいかがでしょうか。66節に「このために、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエス…
戦後70年カトリック司教団メッセージ キリストにおける兄弟姉妹、ならびに平和を願うすべての方々へ 日本カトリック司教団はこれまで、1995年に『平和への決意 戦後五十年にあたって』、また2005年には『「非暴力による平和への道」~今こそ預言者としての役…
朗読箇所は => Laudate | 教会カレンダー エリヤは聖書の有名な人物であり預言者の代表です。彼は奇跡を行い、パンも増やしました(列王記上17章参照)。しかし、本日の朗読箇所に出て来るエリヤには、まるで別人のような強い印象を受けるのではないでし…
福音朗読は Laudate | 教会カレンダー パンや米といった食糧があると、私たちは生きることができますが、植物や動物と違い、それだけでは人間として生きることができません。私たちにとって毎日必要で欠かせないものは、身体を養う食べ物と霊的な糧です。人…
福音朗読は Laudate | 教会カレンダー イエス様は大勢の人々の世話をしようとお考えになり、弟子たちにその心づもりを伝えました。するとフィリポは、「この人たちに食べさせるには、二百デナリオン分のパンでは足りないでしょう。ここに大麦のパン五つと魚…
福音朗読は Laudate | 教会カレンダー 今日の福音箇所は、イエス様をレントゲン撮影したようなものです。この写真から、イエス様の内面を観察することができます。イエス様の「深く憐れむ」(34節)という言葉に注目してみましょう。「深く憐れむ」とは、見…
福音朗読は Laudate | 教会カレンダー みなさんが旅に出る時、まず準備することから始めるはずです。ただ、持って行くことができる荷物が限られるため、準備の中で最も難しいことは、持ち物を選択することでしょう。例えば、現金かクレジットカードか、サン…
朗読は Laudate | 教会カレンダー 今日は皆さんに、晴佐久神父様の説教をご紹介したいと思います。 「強い時にこそ働ける、強い者にこそなるべきだ、強い者が自分の思うとおりにできる」。これが世間の価値観ですけれども、浮き世離れした我々は逆転の発想で、弱さ…
福音朗読は Laudate | 教会カレンダー 約15年前からスピリチュアル・ブームが起こり、それに関連するグッズや書籍が店頭に並ぶようになりました。それらを購入する人の多くは、霊的なものにすがり、夢中になっている人は少なくありません。 「目に見えない何…
福音朗読は => Laudate | 教会カレンダー みなさんは突然、思いがけない出来事に巻き込まれてしまった経験がありませんか。例えば、健康や仕事の問題、人間関係などで、激しい突風が吹き荒れたことがあるはずです。その時は「どうすればいいのか」と慌てて…
福音朗読は Laudate | 教会カレンダー 毎日猛暑が続き、私たちは熱中症や夏バテにならないように水分をこまめに摂取しています。同様に、人生における熱中症、すなわち「人生バテ」に負けないように、心の水分も摂取することも大切なのです。 キリスト者の共…
みなさん、鏡を見てみましょう。何が見えますか?しみやしわがある肌でしょうか。それとも、たるんですっかり老け込んだ顔でしょうか。時間の経過と共に顔や体型が崩れていくのは自然なことです。両親をはじめ、故郷の友人や知り合いの顔を見ると、人間は年…
「愛すること」は手を差し伸べるというイメージが浮かんできますが、そうするためには、ある一つの動作が前提として必要となります。それは、少しでも「自己」を削ることです。たとえわずかでも自分自身を削って相手にさし出すことで、立派な愛の行為となる…
書簡朗読は Laudate | 教会カレンダー 神の霊は、わたしたちを通してどのようにご自身を表されるのでしょうか。証しをするとは、神を擁護するために人前で声を大にして話すことのように考えがちです。このように考えると、わたしたちは人目を気にして神経質…
福音朗読=>Laudate | 教会カレンダー 本日の福音朗読の一節に「彼ら(信じる者たち)はわたし(イエス)の名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、手で蛇をつかみ、また、毒を飲んでも決して害を受けず、病人に手を置けば治る。」という箇所がありま…
福音朗読 Laudate | 教会カレンダー 私たちに初めて愛を教えてくれたのは、 母親ではないでしょうか。教えてくれたというより、むしろ私たちに豊かな愛を注いでくれたのが母親であるという方が正しいかもしれません。今回は、私が母から学んだことの中で、最…
福音朗読 -> Laudate | 教会カレンダー ヨハネ福音書15章にあるブドウの木の話の中で、「ブドウの木に繋がる」や「実を結ぶ」という表現が何回も繰り返して用いられています(リンク参照)。これらの表現は何を意味しているのでしょうか。 「繋がる」や「結…