2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

あなたと共にいる(マタイ28章16-20節)

「大きな苦しみの中にいる友人と一緒にいるのはやさしいことではありません。わたしたちは居心地が悪くなります。何をし、何を言ったらよいのか分からず、語ってくれることにどう答えたらよいのか悩みます。苦しんでいる人を気遣うよりも、自分の恐れから何…

聖霊のワン・タッチ  (ヨハネ14章15~21節)

「わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。」(16節) コミュニケーションの本来の目的は情報を伝達することよりも、相手とのつながり、関係を作り、それを保ち深めていくことです。コミュニ…

「わたしを見た者は、父を見たのだ」(ヨハネ14章9節b)

目で見えない神が、キリストによって目で見えるようになりました。これは受肉の神秘であって、イエス・キリストが神の啓示なのです。福音書での「イエスを見る」とは単なる視覚経験ではなく、限定された条件、場所、時間を超えた、人生において何回も行われ…

救いの体験(ヨハネ10章1~10節)

救いは狭義で死にそうな状態から救助されるという意味ですが、広義で命が開花する、しかも豊かになるというより肯定的な見方があります。この見方では救いは豊かな命を意味し、それはこの地上にいる間の贈り物であり、信仰生活のための支えなのです。「私が…

シルバー大陸にも配慮しましょう

日本を離れて北イタリアの実家に着いてから、一週間は経っています。毎日、母と一緒に、在宅のお年寄りの方を訪問しています。大半は80代、90代の方々です。日本もイタリアも高齢化社会であることが日々の実感です。 わたしたちはメール、facebook, blog…