2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

                「知ってるつもりキリスト教」㉒ 日常用語になったキリスト教の言葉(1)

* カリスマ ギリシャ語で「神からのたまもの」を表しています。新約聖書では、聖霊を受けた異言や預言、また癒しの力などを示しています。ここから、他者より優れた能力を持つ人を指すようになったのです。 * タレント 古代ギリシャの重量や通貨の単位「タ…

「知ってるつもりキリスト教」㉑ 信仰生活の中心であるミサ  

ミサは、ことばの典礼と感謝の典礼という二つの部分から構成されています。ことばの典礼では、福音書を含む特定の聖書箇所が朗読されます。司祭による説教では、聖書朗読に基づいて、信者が生活の中でどのように生きるかについて語られます。感謝の典礼は、…

知ってるつもりキリスト教」⑳ 最後の晩餐の記念であるミサ

初期の教会では、特定の名称はまだ定められていませんでしたが、使徒言行録2.42と46、そして20.7にある「パンを裂く」という言葉が最後の晩餐を記念する式の名称として用いられるようになりました。その後、ギリシャ語で「感謝」を意味することばなどが式の…

「知ってるつもりキリスト教」⑲ 日曜日にはどのような意味があるのか

「十戒」の第4の戒めは、「安息日は、聖別された日で仕事をしてはならない」というものです。この日は現在の土曜にあたり、律法によって休むように定められた日です。ユダヤ教の暦では日没から翌日になるので、実質は金曜日から始まります。 初期のキリスト…