2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

静かにキリストの誕生を迎えましょう ①

キリスト教では、クリスマスの前におよそ一ヶ月の準備期間(待降節)があります。家でも教会でも、キリストの誕生を迎えるための飾り付けをするだけではなく、その出来事が個人から世界規模にまでもたらしたことについて思いめぐらすための期間です。 ロウソ…

「コロナ禍の中にこそ、すべてのいのちを守る」⑬ 2020年11月24日

~教皇フランシスコと共に考え、実践するために~ 過去は過去。未来に向かって 「 不公平ですでに病んでいる過去を再現させようとするのをやめましょう。地域的、世界的な側面が互いに高め合う未来を築きましょう。 」 ( 教皇フランシスコ、2020年9月23日…

(52) 今週もみことばとともに(王であるキリスト)

「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは」(マタイ25・40) 「チャリティー」という聞きなれた言葉には、慈善の業があります。キリスト教では、初期の頃からその精神を実践してきました。それは身体的・精神的に困っている人々を助ける行為な…

「コロナ禍の中にこそ、すべてのいのちを守る」⑫ 11月17日

~教皇フランシスコと共に考え、実践するために~ 「今こそ好機です。…隣人とあらゆる人に対して各人が覚えるべき責任をないがしろにし続ける限り、経済、財政、政治の深刻な危機は収束しないのです。」 (教皇フランシスコ『第四回貧しい人のための世界祈願…

(51) 今週もみことばとともに(年間第33主日)

『恐ろしくなり、出かけて行って、あなたのタラントンを地の中に隠しておきました。御覧ください。これがあなたのお金です。』(マタイ25・25) 「タラントン」は通貨の単位で、1タラントンは数千デナリウスでした。1デナリウスが1日の賃金とされるので、今…

「コロナ禍の中にこそ、すべてのいのちを守る」⑪ 2020年11月10日

エゴイズム — より悪質なウイルス 「 今こそ、不平等を解消し、人類家族全体の健全性を土台からむしばむ不公正を改める時です。使徒言行録に描かれている初期キリスト教共同体から学ぼうではありませんか、あわれみを受け、あわれみを携えて生きた、あの共同…

㊿ 今週もみことばとともに(年間第32主日)

「皆眠気がさして眠り込んでしまった。」(マタイ25・5) 生きるためには、「人生の生きがい」というガソリンが必要です。最初は満タンでも、生きている間に、知らず知らずのうちに少しずつ減っていきます。人生にはさまざまな迷いや紆余曲折がありますが、…

「コロナ禍の中にこそ、すべてのいのちを守る」⑩ 

~教皇フランシスコと共に考え、実践するために~ 「主はわたしたちに、この嵐のただ中で、問いただしておられます。目覚めなさい、どうあっても難破しそうに思える今この時にこそ、強い心と支えと意味を与えられる、連帯と希望を活性化させなさいと、求めて…