2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

聖書に登場するシンボル」『動物』 蛇

昔から蛇はあらゆる動物の中で、一番気味の悪いものと思われています。穴や草むらの中からぬるっと出てくる姿は、あたかも黄泉(よみ)から現れてきたかのようです。表皮が古くなると表皮全体を裏返して脱皮するため、蛇は「復活と癒し」のシンボルでもあるの…

聖書に登場するシンボル」『動物』 鷲

あらゆる宗教と文化の中で、鷲(わし)はさまざまな象徴的な意味を持たされています。ライオンが地上にいる獣の王で地のシンボルであるのなら、空高く天翔(あまがけ)る鷲は、天のシンボルなのです。今日でも国の紋章に鷲が使われることがあります。アメリ…

「聖書に登場するシンボル」『数字』 「十」

「十」は人間の指の数です。原始人は自分の手の指で、ものの数を数えたのでしょう。昔から「十」は、十進法の基本でありました。 創世記14・20にアブラハムはすべての物の十分の一をいと高き神の祭司サレムの王メルキゼデクに贈ったと書かれています。ヘブラ…

「聖書に登場するシンボル」『数字』 八

「八」は新しいスタートを意味する数です。創世記21・4によると、アブラハムはサラが産んだ自分の息子をイサクと名付け、神が命じられたとおり八日目に割礼を施しました。そのため、すべてのイスラエルの男の子は、誕生八日目に割礼を受けるようになりました…