わたしが来たのは、羊が命をうけるため、しかも、豊かにうけるためである。(ヨハネ10・10)
「救い」という表現は、狭義では死にそうな状態から救助されるという意味ですが、広義では命が開花すること、しかも豊かになるという肯定的な見方があります。この視点から見ると、救いは豊かな命を意味し、この地上にいる間の贈り物であり、信仰生活の支えと捉えることができます。従って、神がわたしたちのために望まれる幸せと豊かな命を信じ、味わい、実感する時、救いの体験と言えるのです。
写真は高木淳司さんの提供で。「サボテンの花(神代柱神代柱)」 アルバム