「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。」ヨハネ6・35
パンや米といった食糧があると、私たちは生きることができますが、それだけでは人間として生きることができません。この世に生まれてきた一人の人間としての尊厳も養い、育むことが大切です。私たちは人生において価値を見出すことができるもの、すなわち生きる喜びや生きがいを求めているからです。人間としての尊厳を保つために、体の糧と心の糧がどちらも必要です。私たちはそのどちらにも養われているからです。
写真は高木淳司さんの提供で「エナガ」