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愛すること

   「愛すること」は手を差し伸べるというイメージが浮かんできますが、そうするためには、ある一つの動作が前提として必要となります。それは、少しでも「自己」を削ることです。たとえわずかでも自分自身を削って相手にさし出すことで、立派な愛の行為となるのです。

   時間のこと考えてみましょう。忙しいことを理由にして、自分のことだけを考え、互いにすれ違いばかりの生活を送っているのではないでしょうか。もしかすると、無意識に時間を割いて話を聞いてくれる人を求めているのかもしれません。そこで、相手のために何かをするよりも、まず、普段会っている人の言葉と叫びに耳を澄ましてみてください。時間を割き、聞いてあげるという行為は、自分を削って相手を愛することなのです。

   また、「愛すること」は、普通の行いを通しても実現されます。大きな愛があれば、どんな些細なことでも、どんな平凡な行いでも、崇高なものとなるのです。「大切なのは、『どれだけのことをしたか』ではなく、『どれだけの愛を込めたか』なのです」というマザー・テレサの言葉があります。これを基準にして、毎日寝る前の反省をする時、「今日も少しだけど愛することができた」と言って眠りにつきたいものです

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