福音朗読は Laudate | 教会カレンダー (マタイ15章21~29節)
本日の福音書を読むと、人生は冒険であり、勇気が必要不可欠だと感じられます。登場人物は女性でありながら、イエス様に大胆にも挑戦しているからです。男性社会の時代では、女性は男性の所有物でした。また、彼女は異邦人でありながら、願いを求めているのです。
未知な物事に対して、勇気は必要なものです。疑問に縛られて、一歩も進むことできず、間違うことを恐れて、慌ててやめてしまう場合は多いのではないでしょうか。そのため、人生は冒険であり、挑戦であると言っても過言ではないのです。
みなさん、自分自身に当てはまる節目を振り返ってみましょう。ランドセルや小さくなった制服、運転免許証、就職、結婚、そして初めて子どもが生まれたことなど。さらに、還暦や古稀、喜寿、傘寿を迎えたことなど。それら人生の節目に、どれほど勇気が要求されたものでしょうか。