静かにキリストの誕生を迎えましょう ⑥

人生を一生養う生き方

    わたしたちは、クリスマスケーキを12月24日もしくは25日にしか食べませんし、そのケーキの賞味期限も短いものです。一方で2000年を経ても、イエスの生き方とその価値観は、多くの人たちの人生を養い続けています。

クリスマスの精神は、贈り物です。わたしたちは、家族や友人同士でプレゼントを交換します。また、クリスマスの募金やチャリティーコンサートなど、大規模で社会的に行われるものもあります。では、この精神はどこから来るのでしょうか。

   「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」(マタイ7章12節)と、キリストは説いています。この表現は、キリスト教の価値観を表しており、積極的な生き方なのです。これに基づいて、2000年もの間、全世界にいるキリスト者たちは、キリストの生きざまを実現しようとしてきました。キリストの精神を実践して、社会、世界、そしてすべての人間に大きな貢献をしてきました。現在、カトリックプロテスタント東方教会を含めた20億人以上のキリスト者たちが、自分の生きがいとしてキリストになろうとしているのです。

 

写真は高木淳司さんの提供で、「クリスマス」アルバムから

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