「ヨハネは、自分の方へイエスが来られるのを見て」(ヨハネ1・29)
クリスマスもお正月も無事に終わり、通常の生活に戻ったことでしょう。「自分の方へ来られる」という表現は、クリスマスを祝う出来事です。イエスご自身が私たちの方に来られたため、「主の降誕祭」と名付けられています。日常生活は、イエスに出会う機会であり空間でもあります。特別な体験や場所を求める必要はありません。日々の暮らしの中で、周囲に目を凝らすことが大切です。出会いや経験、出来事などは、必ず自分の方にやって来るからです。
写真は高木淳司さんの提供で「主の公現」アルバム