「お家にいましょう・stay home」④ 「忍耐」  

 

     コロサイ1・11に「あらゆる力によって強められ、どんなことも根気強く耐え忍ぶように」とあります。この表現は「毅然として持ちこたえる。敵の攻撃から自らの陣営を守り抜かなければならない戦いにおいて、いかに持ちこたえるか」ということを表しています。今日のわたしたちの生活に対しての落ち着きや耐久力ということです。忍耐は、消極的に受けることではなく、積極的な辛抱や耐え抜くことであり、「粘り強い抵抗力」なのです。

わたしたちは、いつでもすぐに解決策を見出そうとしています。しかし、一つの花が咲くには長い時間を要するものです。わたしたちは自分自身の成長のためにも忍耐を必要とします。忍耐において時は重要な位置を占めています。自分や他の人々において何かが変わるための時間があるのです。

 A.グリユーン、「50の天使1年の歩みのために」2007年 キリスト新聞社

写真は高木淳司さんの提供で「堂崎天主堂」アルバムから

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