希望は、あらゆる切望やあきらめに対して、わたしたちの人生がうまく行くという希望をしっかり持つ力を与えてくれます。人は現実の自分自身に満足しているわけではありません。人は、幸せへのあくことない憧れを持ています。人は、より美しい未来を夢見ています。希望は、わたしたちが耐え忍ばなければならない多くの困難や災害に遭っても、諦めることなく、この世界のために力を尽くすことを可能にします。
希望は、目に見えるものを上まわります。わたしは起こりうるものをまた見ていません。しかし、わたしはそれを望んでいます。わたしは、病人が回復し、再び健康になることを望んでいます。わたしは、旅行から無事に元気で帰ってくることを望んでいます。わたしは、自分の決断が会社にとってプラスの結果をもたらすことを望んでいます。その際、わたしたちの希望は、いまはまだ明らかでないものへむかってどんどんさきへ進んでいます。希望は、それを望み見る力をあなたに与えてくれます。
グリユーン、「魂にふれる50の天使」2008年 キリスト新聞社
写真は高木淳司さんの提供で「紫陽花」アルバムから。
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