園丁は答えた。「御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます。」(ルカ13・8)
日々の暮らしを通して年月を重ねていく私たちは、自分のことを「実りのないいちじく」のような人間だと思ったことがあるかもしれません。「今年も相変わらず去年と同じで、結局無駄なんだ」と自分を責めたりあきらめたりするのは、れっきとした誘惑です。それでも、私たちは神様から「今年」というチャンスが与えられています。神にとって私たち一人一人は大切で見捨てることが出来ない存在であり、「今年」も与えて生かしてくださっていると考えてみましょう。
写真は高木淳司さんの提供で「オリーブ山」アルバム
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