⑱ 今週もみことばと共に(四旬節第4主日A)

  「この人が生まれつき目が見えないのは、だれが罪を犯したからですか。本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。神の業がこの人に現れるためである。」(ヨハネ9・2-3)

   人生の途上にいる私たちは、「過去のせいで今の自分になっている」と思ったり結論づけたりすることが時々あるかもしれません。過去の出来事に縛られ、いくら頑張っても何もならないと考えた結果、人生は麻痺した状態になります。しかし、私たちは今からでも新しいスタートを切ることが可能です。そこから生まれる変化と新たな命をもたらすのは、神の創造力です。それを信じるとき、「現在」は人生への飛び込み台となり、ここから「未来」を垣間見ることができるのです。

 写真は高木淳司さんの提供で「スミレ」アルバムから。リンク先 

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