㉚ キリストの聖体 

「わたしを食べる者もわたしによって生きる。」(ヨハネ6・57 )

食べることは、呼吸することと同じように、生きていくために必要なことです。しかし、人間として生きるためには、それだけでは足りません。わたしたち人間は、価値のあるものや生きる喜び、そして生きがいなどを求めているのです。

わたしたちには、人としての尊厳を保つための糧も必要です。例えば、他者に承認され大切にされることが、本人にとって心の支えと栄養になります。体のための糧があれば、心のための糧もあるのです。

写真は高木淳司さんの提供で、「聖体行列」アルバムから

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