イエスの心に触れる 主の祈り②

天におられるわたしたちの父よ、み名が聖とされますように,み国が来ますように。     みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。アーメン。(主の祈り」の文

     グッチ、プラダ、アルマニなどという名前が付いている品はブランド品と呼ばれています。キリスト者の心に神の名が刻まれている神のブランド品です。またキリスト者と呼ばれている人たちはキリストの名前を持っています。名前はアイデンティティー、独自性を現しています。キリスト者たちの共同体が自分たちの態度、生き方、互いの関係を通して世界に神の愛を映し出します。これによって、神の名が聖とされます。

「み名が聖とされますように」このような表現は、専門語では神学的な受身の形と呼ばれています。つまり行われていることは神によるもの、神が主語です。同時にその行いが行われる現場、環境はこの世界です。キリスト者を通して見える形になるこの神の望み。日々生活を送りながら、私たちの行動、選択、態度によって神の名は、聖とされることになります。拙著「日々の暮らしの中で」 

写真は高木淳司さんの提供で、「空飛ぶミサゴ」アルバム 

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