希望を持って生きる

楽天主義と希望は、根本的に異なった姿勢です。楽天主義は、天気や人間関係、政治経済などの物事がよくなることを期待しています。希望とは、わたしたちに約束されたことを神が必ず成就してくださるということです。楽天主義者は、将来の具体的な変化について語ります。希望の人は、人生のすべてがよい御方のみ手の中にあると知り、かつ信頼してこの瞬間を生きます。

歴史上の偉大な霊的生活のリーダーたちはみな、希望の人でした。アブラハムモーセ、ガンジ、マザーテレサ、ティク・ナット・ハン。これらの人々はみな、未来がどのようになるかを正確に知ることを必要としませんでした。彼らはただ心の中に一つの約束を抱いて生き、その約束によって未来へと導かれていたのです。希望を持って生きようではありませんか。』

 H.ナウエン、「今日のパン明日の糧」(2003年 聖公会出版)、48。

写真は高木淳司さんの提供で、「オリーブ山」アルバム。リンク先は

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