福音書を読み、イエスに親しむ」㉑ 神の愛を分かち合う

  神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。(ヨハネ3・16-17)

   イエスはこの世の悪を、神の愛への信頼が欠如したものとしてみています。ですから、わたしたちは、暗闇にとどまっています。もし、光の中を歩んでいるなら、すべての善いもの、美しいもの、真実なものは、神から出て、愛のうちにわたしたちに差し出されていることを、喜びと感謝をもって確かめることができるでしょう。イエスは真の愛を明らかにしています。それは神から出たもので、友とあだ、味方と敵、親切な人と害を与える人とを区別しません。善人であろうと悪人であろうと、神はすべての人間を無条件に愛しておられます。このすべてを包み込む愛を、イエスはわたしたちに差し出しているのである、わたしたちの生涯を通して、この愛を目に見えるようにするためにわたしたちを招いています。 「いま、ここに生きる。生活の中の霊性」H. ナウエン

写真は高木淳司さんの提供で「ハチ」アルバム

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